本の虫もどきは働きたくない

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文房具56話 / 串田 孫一【文房具好き、タイトルホイホイ】

こんにちは、tori1031です。

文房具好きなら、タイトルで釣られそうなこの本を読みました。

私は知らずに本を借りたのですが、
著者は詩や随筆を書いていたり、絵を描いていたり、ラジオ番組のパーソナリティをやっていたりとすごい方でした。

文房具56話 / 串田 孫一

文房具56話 (ちくま文庫)

文房具56話 (ちくま文庫)

鉛筆、消しゴム、万年筆…などといった文房具から一つずつ取り上げて、それについて著者がどう使ってきたか、どう思っているかなどが56話書かれています。
著者がいうように、これは文房具じゃないなというようなものも混じってはいますが、概ねタイトルどおりの本です。

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Google日本語入力の変換表示が真っ白なときに試すこと

Google日本語入力のサジェスト(予測変換)や変換の表示がおかしくなったときのメモ。
PCのOSはWindows8.1。

f:id:tori1031:20161112185030p:plain

画像のように変換候補が真っ白になって、文字入力が不便になることがある。
毎回、再インストールするのは面倒なので、その前に以下の手順を試すことにしている。

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真夜中の図書館/谷山浩子【まっくらくら~い】

こんにちは、tori1031です。
時々無性に自意識ライジングして文章の書き方について書かれた本が読みたくなる人間です。
(その割にはこういった文章なんですけどね。)

今回紹介する本は、図書館のそういった本が多い棚(分類は文学理論)の前をうろついていたときに見つけたものです。
同じ棚にシナリオの作り方について書かれた本や小説家になるための本などがあり、創作したい人向けの一角になっていました。

真夜中の図書館 / 谷山浩子

真夜中の図書館

真夜中の図書館

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【カームジンも】廃墟の歌声【あるよ!】

こんにちは、tori1031です。

ジェラルド・カーシュの短編集を読みましたのでその紹介を。

廃墟の歌声 / ジェラルド・カーシュ

廃墟の歌声 (晶文社ミステリ)

廃墟の歌声 (晶文社ミステリ)

パン屋、銀行員、用心棒にレスラー…著者は様々な職を経験されている方です。
すごいですよね…その頃の経験から生まれた話も多々あるそうです。
(カームジンにモデルがいるってのも驚きです)

私が読んだことがあるのは
天才的な犯罪者、あるいは世界一の大嘘吐きの語った様々な物語が詰まった「犯罪王カームジン」シリーズと、 奇妙な形の瓶に入っていた紙切れにまつわる「壜の中の手記」が表題の短篇集です。

今回の短編集「廃墟の歌声」は、その2つを足して2で割ったような話のラインナップです。
カームジンが出てくる話は全て「犯罪王カームジン」に収録されていますので、 この短編集を読んで、気に入ったら「犯罪王カームジン」を読むと良いと思います。
すでに読んでいる場合は…再読すれば良いんじゃないかな(

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