本の虫もどきは働きたくない

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【その常識を】常識破壊トレーニング【ぶちこr(ry)】

こんにちは、tori1031です。

表紙の絵と「やわらか頭をめざす100のレッスン」という文に釣られて図書館から借りてきました。

常識破壊トレーニング―やわらか頭をめざす100のレッスン

常識破壊トレーニング―やわらか頭をめざす100のレッスン

常識破壊トレーニング

ジョン・ロイド、ジョン・ミッチンソン (訳 : 熊谷淳子)

本書では世の中で当たり前だと思われていることが、いかに真実と異なっているかを紹介しています。

てっきり脳トレ的な本だと思っていたらトリビア本でした。いや中見なかったのが悪いんですけどね。

項目は全部で100個あって、1項目につき2ページです。

まず1ページ目に

  • 常識(と思われていた話)

  • それに関する豆知識

  • 常識破壊度を示すイラスト

が載っています。常識破壊度は面白さや意外さで決まっているそうです。

1ページ目を捲ると2ページ目、

  • 常識を破壊する話

  • 補足か+αな小話

この常識は間違っていたんですよ、という話が始まるのかと思っていたら論点をずらした話が始まってがっかりすることもありました。

例えば1ページ目で

常識7 いちばん大きな卵を産む鳥はダチョウである

といいつつ2ページ目で

体の大きさに対する比率でいうと、いちばん小さい卵を産む鳥なのだ。

「一番大きな卵」を産む鳥の話が始まると思っていたら「体との比率で一番大きな卵」を産む鳥の話が始まっていました…ポルナレフ状態かな
あとからちゃんと教えてくれる場合は良いんですけど、教えてくれないときはなんだかもやっとした気分になりました。

それでも「ああ、この常識すら知らなかったな…」とか「これは常識破壊されたわー」とか「この話は知ってたなあ」とか。手軽に自分の知識と比べられるのは楽しかったです。

他に気に入ったところは、常識34で、

(略)けっこうな大金をはたいた人たちは面白くないかもしれない。

常識45では、

(略)恥知らずな捏造をおこなった。

など文章に急に毒?が出てくるところです。