本の虫もどきは働きたくない

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伝え方が9割【残り1割】

こんばんは、tori1031です。
以前からちょくちょく見かけていて気になっていた本をやっと読みました。

「伝え方が9割」という本です。

伝え方が9割 / 佐々木圭一

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伝え方には、技術がある。

著者はいろんなコピーや名文からそれを学びました。 その道のプロのやり方に学ぶことは、独学でかかる時間の短縮につながると実感したそうです。

著者が調べるのに時間がかかったという、伝え方の技術が詰まった本です。
ありがたく読ませていただきました。

否定から肯定に変える誘い文句

ただ「デートしようぜ」って言ってもたいてい成功しません。
それは自分のことしか考えられていないからです。

デートのお誘い、というか交渉。
交渉では相手のことを考え、メリットを提示することが大事になります。

「○○のお店に行きませんか?」 ○○には相手の好物を入れてください。
これなら自分は相手とデートが出来るし、相手は好きなところに行けるしでwin-winになります。

選択肢にするとなおよいそうです。
「○○のお店と△△のお店、どっちがいい?」
(○○が駄目でも△△ならOKかも…?)

3択まで増やしてOK。
多すぎると選びにくくなって断られるかも。ソース失念失礼。DaiGoさんの本読み返します…。

他のテクニックはこんな感じでした。

  • 日頃の感謝を伝えてから切り出す
  • 相手が特別だと伝える
  • 一緒に○○しましょう
  • みんなも同じことをしている・同じものを持っていますよ

など。

「強い言葉」

つよつよワード・・・パワーワード・・・
「魔王少女」とか「権力を持った豆腐」とかそういう(誤)

わかりやすくしようとコトバエネルギーって使ったのだろうけど、いまいち信憑性がなくて「ん??」って感じになりました。
私がエネルギーの折れ線を自分が素直に受け止められなかっただけとも言いますが。

それはそれとして。
強い言葉を作る手法の中で、使いやすくそうだったのはクライマックス法です。

クライマックス法は、「ここだけの話、・・・」と、特別さ・重要さをアピールする一言を伝えたい話の前につけて使います。
怪しいセミナーなんかでよく聞くやつですね!

ギャップ法も使いやすそう、効果はばつぐんだ!って感じで。
「世界中の誰もがが君の敵になっても、僕は君の味方だよ」って感じで正反対のワードの入った文を前か後ろにつけて使います。
ただ、他sage自ageになりやすいので注意が必要かなあとも思いました。
「他を貶さないとそれの魅力を伝えられないの?」って思われると逆効果ですよね…。

強い言葉は、長話や長文に時折織り込むことで話にメリハリがつきます。
積極的に、けれどここぞというときに使いましょう。

ふせんマジックは「ええ・・・(困惑)」って感じで見てたけど、昨今のアイデアふせんを見るとあながち間違いでもないのかな。でも破ったふせんは……いらない(小声)

文面には感情を大げさに反映させるというメールのテクニックは「嘘だろ?」てなりました。 緩い職場ならいいのでしょうか?
Twitterで考えるとすごく当てはまるな、と思いました。

学んだものを例文と一緒にまとめてくれたのはとてもありがたかったです。
でも、どういう理論なのか理屈も一緒に知りかったよう思います。根拠とともに提示したほうが説得力増すと思うんですが、手間かかるから無理なんでしょうか…。

もにゃっとしたものの、技術と例とがわかりやすくまとまっていたと思います。
流石伝えるプロの書いた本です…。

あ、そうだ。 テクニックの極一部しかメモしてないので、気になった方は是非本を手に取ってみてください。