本の虫もどきは働きたくない

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【過発酵】こねないパン作り【注意】

こんにちは、tori1031です。

昨日、この本を参考にパンを焼きました。

ボウルひとつで こねずにできる本格パン

ボウルひとつで こねずにできる本格パン

ボウルひとつで こねずにできる本格パン

藤田千秋

過程はすっ飛ばして、こちらが結果完成品です。

手作りパン

全体と断面撮るの忘れてました…。 …白状すると断面は残念だったので撮りませんでした。

見た目は残念でしたが、外側パリパリに焼けて美味しかったです。

【戦争反対を】みどりのゆび【花で】

こんにちは、tori1031です。

何かの本の後書きでタイトルを見たのをきっかけにこの本を読みました。 …なんの本だったかな。フランスつながりで壁抜け男?調べないと。

みどりのゆび

みどりのゆび

みどりのゆび

モーリス・ドリュオン

絵:ジァクリーヌ・デュエーム
訳:安藤次男

目次

1 チトという名前の、たいせつないわれ。

2 「おとうさん」と「おかあさん」、それからピカピカ家の紹介。

3 ミルポワルの町と、おとうさんの工場の話。

4 チトは学校へいきましたが、すぐかえされました。

5 ピカピカ家では、心配のあまり、チトに新しい教育の方法をこころみました。

6 チトは庭の勉強をして、じぶんにみどりのおやゆびがあるのを知りました。

7 かみなりおじさんが、チトに規律をおしえました。

8 チトがおそろしい夢を見ました。その結果は?

9 学者たちはなにも見つけませんでしたが、チトはあることを見つけました。

10 かみなりおじさんの二度目の勉強は、貧乏についてでした。

11 チトは、医者のモディベール先生の手伝いをしました。

12 ミルポワルの名前が長くなりました。

13 おとうさんはチトに気ばらしをさせようとしました。

14 戦争について、チトが新しく質問をしました。

15 チトが、地理と工場の勉強をしました。そしてバジー国とバタン国のあいだにおこっている、おもいがけない争いのことを知りました。

16 おもいがけないニュースが、つぎつぎに伝わりました。

17 チトは勇気をだして、告白しました。

18 おとなたちはついに、古い考えをすてるにいたりました。

19 いよいよ、チトの最後の発見です。

20 けっきょくチトは、だれだったのでしょう?

  • 訳者のことば

あらすじ

大金持ちの家に産まれた少年チトの話です。彼は小学校に通い始めますが、授業中のうたた寝が原因で追い返れてしまいます。そこで家族は学校で本を読むのでなく、専門家に先生を頼み、対象を観察することで勉強させることにしました。 一人目の先生は庭師ムスターシュ。彼の授業中に、チトは触った種がたちまち育ち花を咲かせる「みどりのおやゆび」を持っていることが分かりました。そして種は壁や屋根やどんなところにでもあるのです。 二人目、三人目の授業で知った悲しい状況を変えるため彼はその力を使っていきます。

あらすじ書かなくても目次だけで何とかなっている気が

緑の指は、園芸好きな人を指して使う言葉のようです。なんか良いですね。
詩的表現がたくさん、大人への皮肉が少々詰まった作品です。

感想

ちょっと句読点?「、」が多くて読みにくいところがありました。ブーメランかな

人が環境を変えることができるように、環境によって人は変わるんですね。チトのようにそんな上手くいかないだろうし、これが物語の主題じゃないでしょうけど。

「きみは医者が知らなくてはならないいちばんたいせつなことを、ひとりきりで学んだんだ。」

チトと先生のやりとりで一番好きなのは11です。 14は読んでいて平和学習を思い出しました。

「ぼくにはわかっていた……、いつかこの日がくることが、わかっていたんだよ……」

チトは花を咲かせる事で問題を解決していくのですが、それだけに19・20が切ないです。

子供のうちに読んでおきたかったと思いつつ、大人になって読んでみてよかったと思えました。大人なのは歳だけで精神は未熟ですけども

あと、読むときは自宅で読むことをおすすめします。少なくとも電車はやめた方がいいです。

【9タイプに】エニアグラム 自分のことが分かる本【分けられる?】

こんにちは、tori1031です。

就職活動中に何度かおこなった性格分析は一体どんなものだったのか、自分はどう分析されたのかが気になりこの本を読みました。

エニアグラム 自分のことが分かる本

エニアグラム 自分のことが分かる本

エニアグラム 自分のことが分かる本

ティム・マクリーン、高岡よし子

本を読む前にこちらで久しぶりに確認したところタイプ9と診断されました。
タイプごとの項目にチェックを入れていくものでは、チェックの数が9 > 5 > 6 = 7となりました。
( これ質問はタイプごとに並べずランダムに配置するべきだと思うんですけど…無料のに文句言っちゃ駄目ですかね )

エニアグラムでは性格ごとに9つのタイプで分類されます。診断テストにとって自分のタイプの目安をつけることができます。

どれかひとつが基本タイプとなりますが、私たちの中にはすべてのタイプの要素があるとされています。

なのでどのタイプの説明を読んでも合っているような気がしてどれを信じればいいのかわからなくなるかもしれません。

自分以外のタイプ説明からも、学べる事がたくさんあるはずです。

こう書いてあることですし、参考になりそう・したいところをしっかり読めれば良いと思います。

以下目次など。

  • リソ&ハドソンの推薦文
  • まえがき
  • 本書の使い方

各章について簡単に紹介しています。

  • 9つのタイプのプロフィール

各タイプについて簡単に紹介しています。だいたい3行です。


第1章 エニアグラムとは何か?

エニアグラムは、古代ギリシャ哲学にルーツを持ちながら、最新の心理学の成果を取り入れた、もっとも効果的な性格分類と考えています。

など。

タイプ診断テストは2組ある3種類の文章から自分の当てはまるものを1つずつ選ぶ簡易テストです。
ここでも私はタイプ9になりました。


第2章 自分のタイプを知る

  • タイプの特徴を知る
  • タイプ説明のためのガイドライン
  • タイプごとの説明

タイプ説明では、

  • 各タイプの人物例

ハリウッドスターとかロードオブザリングの登場人物とかが例に出て「知らんがな」となりましたが、古畑や手塚治虫ムーミンの登場人物でなんとかわかりました。
ロードオブザリングはいつか読もうと思いました。うん、いつか…
ムーミン、ママ、スナフキンが例に出ました。スニフを入れるならタイプ6かな。パパやミイはパッと思いつけなかったです。

  • 基本的特徴

  • 良い心理状態と悪い心理状態(健全度と呼んでいました)

健全度には9段階あり、3つずつで区切り、

  • 自己中心的で病理的な「不健全な段階」

  • 一般の「通常の段階」

  • 共感能力と可能性を持った「健全な段階」

となっているそうです。
例えば健全な段階だと純粋な相手への親切で動きますが、不健全な段階だと見返りを求めて行動するといったようなことです。

  • 固執しやすい感情

7つ9つの大罪に基いて、各タイプに根付いた衝動的な感情のことです。
タイプ9なら「怠惰」となり、現状を変えたくないし周りの影響をうけたくないので成長しにくいとのことです。

  • 親子(父親的存在や母親的存在)関係

〈タイプ9〉の子供は、自分が家族にとって問題とならないよう、あまり多くを要求せず、できるだけ目立たないようにします。

  • 陥りやすい人生のパターン

自己防衛や関係修復を求めてどんな行動をとり、どんな結果に繋がるかが書かれています。悪循環。

などが載っています。


第3章 タイプを確認する

タイプがよく分からなかったとき、タイプへの理解を深める為に読む章です。

  • 問題が生じたときの態度

問題を楽観視(279)、素早い反応(468)、解明(135)、と3つのグループに分けられます。

  • 行動のスタイル

自己主張(378)、遊離(459)、融和(126)を好む3つのグループに分けられます。

1章でも「意識がいつに向いているか」過去(234)、今(189)、未来(567)の3つのグループに分けていました。
タイプ分析テストの結果がしっくりこなかったらグループから調べれば良いと思います。

  • ストレス時の動き

他タイプの不健全な影響を受けるようです。

  • 成長への動き

他タイプの健全な影響を受けるようです。

詳しくはweb本で。この辺自分のタイプのメモしかとってないのでざっくりしてます…

  • タイプ判別の為のヒント

ヒントの他にもタイプを間違えやすい理由や、
「俺このタイプだから集団行動駄目なんだよ」など言い訳に使わないようにといった注意が載っています。


第4章 エニアグラムを日常に活かす

それぞれのタイプへのアドバイスが載っている章です。ヨガおすすめしすぎィ
周りの人のタイプとうまくやるためのアドバイスも載っていますが、私は他人の分析がうまくできないのでここは力を入れずに読みました。

最後に「人生が楽になるエニアグラム9つの原則」が載っています。
成長することは、癖やパターンを手放し、可能性を広げることです。簡単なような、難しいような…

あとがき


診断テストでは全てタイプ9と判断されたので、会社にはタイプ9で通っているのだと思います。 けどこの本を読んでいるうちに、タイプ5も結構当てはまるように思えました。

どのタイプに分析されたのかはわかったけれど、どう分析すればいいのかはわからなくなってしまいました。
エニアグラムについて、また今度調べてみようと思います。

…こういう後回しにする癖を手放さないと駄目なんですよね。

【短編20話】炎の中の絵【異色作家短篇集】

こんにちは、tori1031です。

更新空いてしまいました。

炎の中の絵 / ジョン・コリア

炎のなかの絵 (異色作家短篇集)

炎のなかの絵 (異色作家短篇集)

短編20本が収録されています。短いものだと6Pで終わります。

目次

  • 夢判断
  • 記念日の贈り物
  • ささやかな記念品
  • ある湖の出来事
  • 旧友
  • マドモアゼル・キキ
  • スプリング熱
  • クリスマスに帰る
  • ロマンスはすたれない
  • 鋼鉄の猫
  • カード占い
  • 雨の土曜日
  • 保険のかけ過ぎ
  • ああ、大学
  • 死の天使
  • ギャヴィン・オリアリー
  • 霧の季節
  • 死者の悪口を言うな
  • 炎の中の絵
  • 少女

あらすじ・感想

夢判断

3高層ビルの精神科医の診療室に、同じビルの最上階で働いている青年がやってきます。青年は38日前から、毎晩1階ずつ落ちている夢に悩まされています。

妙に現実味のある夢を毎晩続けて見るのは恐ろしいですね。精神科医ならもっと夢から分析するんじゃないかなと思っていたので拍子抜けしましたが、怒涛の展開面白かったです。

昔読んだはやみねかおるの名探偵夢水清志郎事件シリーズ「機巧館のかぞえ唄」で亜衣の話した怪談を思い出しました。あっちは13段ある階段毎晩1つずつ上がっていくし終わりも違うんですけどね。

機巧館のかぞえ唄 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

機巧館のかぞえ唄 名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社青い鳥文庫)

記念日の贈り物

ペットに動物をとっかえひっかえする妻に嫌気がさした夫は、毒蛇を利用して妻を殺害しようとします。

毒蛇入手中のやりとりを見て夫応援するのやめました。
いくら主人公だろうと殺人しようとしてる人を応援しながら読むのもどうかと思いますけども。

ささやかな記念品

青年は散歩中に、丘の上に住んでいる老人の家に招かれます。老人は自宅をちょっとした博物館にしていると言いますが、そこの展示品は普通の博物館のそれとは違っていました。

老人の自慢は博物館以外にもう一つ、丘の下を見ることのできる望遠鏡があります。
こういう人を唆す話は面白くていいですね。

ある湖の出来事

ジャングルに憧れる夫と、都会での生活を夢見る妻。ある日夫は多額の遺産を受け取ります。夫は遺産を半分に分けて妻と別行動をとろうと提案しますが、夫をいたぶってきた妻は彼の旅行に同行し、妨害ばかりします。怪物を見に行った湖でさえも。

何が彼女をこうまで駆り立てるのか…
夫が鼠似で妻が猫似と最初に書かれているので、あの異常性に理由を求めるのは無駄かな。

旧友

20年連れ添ってきた夫婦、病に伏せた妻は最期に彼らの親友の名を口にします。それを聞いた夫は彼女が死んだ手続きを後回しにして、当時の彼らが三人で集まっていたカフェに出かけます。1杯飲んでいると死んだはずの妻が現れ、更に20年ぶりに親友と再会します。

20年って長いです。それほど長い間溜め込んでいたものが破裂した結果でしょうか。

マドモアゼル・キキ

ブサ…可愛くはないけどある理由で毎日餌をもらえている野良猫の話。野良猫達の異様な習慣、他所からやって来た飼い猫。

猫視点の話ってかわいい話しか読んだ事なかったので新鮮でした。キキって聞いてあの黒猫を連想したけどすぐにかき消されました。

  • スプリング熱

彫刻家はある日観に行った腹話術のショーを見て、自分の技術でリアルな人形を作り、それで同じ事をやれば儲かると考えます。題のスプリングは人形の関節の素材です。そうして作り上げた人形はまるで人間のようで…

ホラー展開にならなくて良かった…あと最後の主人公の判断。そっちの方が可愛いし仕方ない。

クリスマスに帰る

手回しの良い奥さん、クリスマスはいくら忙しくてもちゃんと夫を連れて戻ってくるからねと言い引っ越します。

ロマンスはすたれない

悪事を企てるウォトキンズ氏と善良だが自殺を考えているゴスポート氏。彼らは新住宅開発地で暮らしていますが、ちょっと妙な事が起こりまして…

鋼鉄の猫

鋼鉄の猫という名のネズミ捕りを発明した男は、実演に使っている相棒の鼠をとても手なずけており気に入っていました。

タイトルだけ見てマドモアゼル・キキみたいな話かな?と思っていたら違いました。
微笑ましい気持ちになったところを突き落とし、傷ついたところを最後更になぶってくる話です。(なんだそれ)

カード占い

とにかくよく当たるトランプ占いを学び富を求める女性は、客の中に大金を手にする未来を持った男に出会います。彼女は金目当てに男と結婚しますが…

金のことばかり考えるのはともかく、他人から奪おうとするのは駄目ですよね。
そんなによく当たる占いなら賭けでもすればいいのに

雨の土曜日

家族が大嫌いな男、彼の娘が殺人を犯してしまいます。どうにか娘が殺人犯だとばれないように考えます。そうして話し合っているとき、突然の訪問者に話を聞かれてしまい…。

生理的に無理というのはよくありますが、それが自分の家族ってしんどいだろうなあ。本編とあまり関係ないところですけども。

保険のかけ過ぎ

幸せいっぱいの若い夫婦の話。夫が車に撥ねられかけたのをきっかけに、彼らは片方が死んだ後でも理想の生活を送るために保険に入ります。

どうしてこうなった。いや、空想や理想を求めて現実をちゃんと見なかったからなんですけど。 バランスって大事ですね。

ああ、大学

父から嗜好品を減らすつもりはないので大学にかかるお金は払えないと言われます。代わりにポーカーの勉強してくれと言われ仕方なく取り組みます。勉強を終えた息子はいよいよ大勝負に臨みます。

草不可避。

死の天使

欲張り・優しくない・昔の恨みにこだわる妻に腹を立てた夫。彼は死の天使と呼ばれる猛毒のキノコを見つけ、それを妻に食べさせる事を決意します。

食べ物の恨みって恐ろしい。いや積もり積もった恨みが爆発したのであって食べ物オンリーではないんでしょうけど。

ギャヴィン・オリアリー

なんとノミが主人公。吸血した人の性格や状態にテンションが左右されるのが面白いです。

霧の季節

人のいう事を信じやすい人たちの住む町に引っ越してきた男はバーのウェイトレスに一目惚れします。彼は手相が読めると嘘をつき、彼女の気を惹くことに成功します。しかし席を離れて戻ってくると彼女は人が変わったように彼を突き放します。何故?

相手は突拍子のない話だろうと信じちゃうとはいえ、男はよく思いついて喋れるなあ。面白かったです。

死者の悪口を言うな

地下室の床のセメントを塗り替えていた医者はその現場を友人たちに見られてしまいます。彼らは冗談で死体でも埋めていたのかと言いますが、様子のおかしい医者とやりとりしているうちにそれが冗談でないことに気付きます。

序盤で医者が何をしていたかバレちゃうんですけど、そこで終わらずその後が面白い作品です。騙されました。

炎の中の絵

映画の脚本家を求めるマハウンドという男から沢山酒を勧められた主人公は、酔った勢いでおそろしく枚数のある契約書に署名してしまいます。〈その額で、永久に〉と書かれた契約書、マハウンドの妙な風貌に主人公は契約を破棄したがります。

マハウンドがヒロインに使いたがっている少女に合わせて主人公は映画の脚本を書くことになります。いやその脚本大衆に受ける?とか違うところに突っ込みいれてました。
主人公が序盤で気付いているしネタバレじゃないと思うけど、悪魔ですよね。しかし人間が悪魔に似ているのか悪魔が人間に似ているのか…。

少女

一箇所に定住できない放浪癖のある男と一家の会話文で成り立っています。

このロリコン


悪巧みが上手くいく人が少ない件について。なので半分読んでからは、どう失敗するのだろうとニヤニヤしながら読んでいました。…性格悪いなあ。
上手くいくときは「そうきたか!」とより話にのめり込めました。

【その常識を】常識破壊トレーニング【ぶちこr(ry)】

こんにちは、tori1031です。

表紙の絵と「やわらか頭をめざす100のレッスン」という文に釣られて図書館から借りてきました。

常識破壊トレーニング―やわらか頭をめざす100のレッスン

常識破壊トレーニング―やわらか頭をめざす100のレッスン

常識破壊トレーニング

ジョン・ロイド、ジョン・ミッチンソン (訳 : 熊谷淳子)

本書では世の中で当たり前だと思われていることが、いかに真実と異なっているかを紹介しています。

てっきり脳トレ的な本だと思っていたらトリビア本でした。いや中見なかったのが悪いんですけどね。

項目は全部で100個あって、1項目につき2ページです。

まず1ページ目に

  • 常識(と思われていた話)

  • それに関する豆知識

  • 常識破壊度を示すイラスト

が載っています。常識破壊度は面白さや意外さで決まっているそうです。

1ページ目を捲ると2ページ目、

  • 常識を破壊する話

  • 補足か+αな小話

この常識は間違っていたんですよ、という話が始まるのかと思っていたら論点をずらした話が始まってがっかりすることもありました。

例えば1ページ目で

常識7 いちばん大きな卵を産む鳥はダチョウである

といいつつ2ページ目で

体の大きさに対する比率でいうと、いちばん小さい卵を産む鳥なのだ。

「一番大きな卵」を産む鳥の話が始まると思っていたら「体との比率で一番大きな卵」を産む鳥の話が始まっていました…ポルナレフ状態かな
あとからちゃんと教えてくれる場合は良いんですけど、教えてくれないときはなんだかもやっとした気分になりました。

それでも「ああ、この常識すら知らなかったな…」とか「これは常識破壊されたわー」とか「この話は知ってたなあ」とか。手軽に自分の知識と比べられるのは楽しかったです。

他に気に入ったところは、常識34で、

(略)けっこうな大金をはたいた人たちは面白くないかもしれない。

常識45では、

(略)恥知らずな捏造をおこなった。

など文章に急に毒?が出てくるところです。