本の虫もどきは働きたくない

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【今に一点集中】メンタルサプリ / メンタリストDaiGo

こんばんは、tori1031です。

幸せになりたいと思ったことはありませんか?
あ、待って! 怪しい宗教へのお誘いとかじゃないです!

「幸せになりたいなあ……自己啓発本とか読んでみたけどうまくいかないなあ……」ってことありませんか?
今日の記事はこんな悩みに効きそうな本についての記事です。

自分を操るポジティブな心理学 メンタルサプリ / メンタリストDaiGo

はじめに

世に「幸せになる方法」は溢れているのに、実践してみても幸せになれていないのでは?
有益なものだって含まれているのに何故だろう。
→ 自分の考え方の大元に問題がある。かも。

基本を知らない限り、いくら「幸せになる方法」に手を出しても変わらない。

第1章 幸せになるための3つの法則

原則1 他人と比べない

他人と比べるときりがない。
このあたりはポジティブ・ワードのpart1_4に書いてありました。

詳しくはこちら ↓

(メモ:もっかい書くの面倒になったので露骨な誘導)

凹んだときには過去に、やる気が欲しいときは未来に目を向ける。

そうはいっても比べてしまうこともある。
そんなときは

  • 自分にあって相手にないもの
  • 相手にあって自分にないもの

を考える。前者は自信を、後者は成長の余地を実感できる。

原則2 期待しない

何を期待しないのか? → 他人からの承認

認められたいと思っていると、相手の望む自分になろうとしてしまう。
そうしていると自分の望む自分にはなれない。

自分を認めることで、他人からの承認に期待せずに済む。

  1. そうは言ってもどうやって自分を認めるの?
  2. 自分の強みを「信じる」

強みというのは、少しでも得意なこと・好きなことを指す。
特別秀でていないから駄目、ということにはならない。

(メモ:自分の好きなものを誇ルノデス)

BIG 5 TEST をやってみることもオススメされていた。

原則3 目標を持たない

原則ではちょっと強く言い過ぎている。
ここでは目標を持っている「だけ」の状態がよくない、目標達成のコツが書かれている。

モラル・ライセンシング = 良いことをした(考えた)とき、多少サボったり悪いことをしてもセーフと考えてしまうこと

目標を考えたとき、良いことを考えたと満足してしまい「ちょっとくらいサボっても良いよね」となりやすい。

目標だけを考えるのでなく、目標達成の為に今何をすべきかを考える必要がある。

目標とは今とる行動を決めるためにあるもの。
今とった行動で目標に少しでも近づいたという変化を実感し、モチベーションを保つ。

目標達成のための「やるべきこと」が面倒だな、と感じることはある。
ゲーム化する等、「今取り組んでいるのは楽しいことだ!」と考えることで面倒だという気持ちが減らせる。

第2章 人生の幸福度を上げる

7つの行動

行動1 信じる

対象は何でもいい。自分、神様、宗教、二次嫁……など。
心の安定につながり、パフォーマンスが向上する。

ただし過信はNG。スナフキンも自由を失うって言ってた。

行動2 体を動かす

運動することは健康面でも精神面でもプラスになる。
運動するとBDNFという成分が分泌され、脳の成長を促す。

運動と大げさに考えず、何かしらの行動すること大事。

やる気があるから行動するのではなく、行動するうちにやる気が湧いてくる。
そしてそのうちフロー状態に入る。

フロー状態:やっていることに100%没頭しているポジティブな状態

フロー状態になることが多い人ほど幸福度は高まる。
何も行動しないとフロー状態には入れない → 行動しよう

行動3 体験する

我々もよく知っている思い出補正を生かした方法です。

記憶は時間がたつうちに良い方向へ変化していく。
なので物を買うより、体験して記憶を買う方が得。

行動4 手放す

選択肢が増えると、悩む時間が増えてしまい、決定疲れが発生する。
よくない。

詳しくは同著者の「片付けの心理法則」を読もう(ダイマ

いつか記事にする(小声)

行動5 習慣化する

やろうかな、どうしようかな……と迷っている内に決定疲れでやらないことがある。
習慣にしておけば、やる・やらないの話じゃなくなり、面倒だと感じることがなくなる。

最初からやりたいことを習慣にするのは難しい。
なので、小さなことから始める。
週間になったとこで徐々にレベルアップさせ、最後はやりたいことがそのまま習慣になっている状態にする。

同著者の超習慣術が良さそう。

行動6 変化をつける

人間はどんな良いことでも慣れて鈍感になってしまう。

何か達成したときのご褒美でさえ。
なので、サイコロを振って出た目の数だけ〇〇するといったようなランダム要素を加える。

行動7 確かめる

人は不幸に目を向けてしまいがち。
意識して幸せや成功体験を確認すると良い。

寝る前の10分で良いので、その日あった良いことを3つ日記に書くようにする。
どんな些細なことでも良い。関係ないけど昔3行日記とか感謝日記とか流行ったよね。

不安も書き出すと楽になれる。 悩みと解決策を一緒に考えて書いてみるのも良い。

第3章 幸せになる人間関係を作る5つの姿勢

もっと詳しく知りたい → 超人脈術読もう

姿勢1 選ぶ

自分はこういう風に生きたい! と目的があって、
そこに沿わない人付き合いはしなくていい。ゴミ箱へシューーーッ!

選んで良い。
付き合う時間と労力がもったいないし、嫌々付き合う方が相手にも失礼。

自分に「会いたい」と思わせる魅力がないのに、そして「会いたい」と思われる努力もしていないのにいい出会いを求めるのは無理でしょう。

その代わり(?)
会いたい人に会えるよう、そして付き合いを断たれないように自分磨きを忘れない。

姿勢2 干渉しない

他人が変わってくれることを期待しない。変えようと干渉してはいけない。
変えられるのは己のみ。
→ 他人に干渉していたエネルギーを己の為に使うのがベスト

  1. そもそもなぜ他人に干渉してしまうのか?
  2. 自分に依存させたい心理が働くから。
  3. なぜ依存させたい?
  4. 自分に自信がないから。ヤンデレ好物だが三次元ではNG

謙遜、(解決策を受け入れない)相談、愚痴……。
真面目に回答≒干渉
いちいち真に受けなくていい。肯定してあげるだけでいい。

姿勢3 与える

7つの行動の中で出てきた「信じる」にも出てきたやーつ。

利他行為(=他人の利益になる行為)は、自分の幸福につながる。
 利他行為 → お返しをもらう → 嬉しい → また利他行為…… 幸せのループ

大げさに考えない。本当にちょっとした親切でOK。電車で席を譲るとか。

プレゼントなら、「時間」や「手間」をかけたものが喜ばれる。
(メモ:著者曰く「知識」も喜ばれるものの一つ。確かに時間も手間もかかってるもんな)

与えるものを、自分の好きなものに絡んだものにすると趣味に没頭した時間の幸せ&相手に喜んでもらえた幸せ

ただしクレクレ、てめーは駄目だ。
無料でアレ作ってとかそういう相手は無視しておk

ここの内容は「GIVE&TAKE」って本を読むとよさそう。

姿勢4 強みを活かす

周囲に競争相手のいない得意分野を強みとする。
(メモ:まさに著者)
A単体、B単体では勝負にならなくても、AとBの組み合わせで独自のものに化けることがある。英語が喋れる×〇〇マニアとか。

姿勢5 感謝する

感謝≒相手の強みを伝える行い
感謝することで自分は幸せになり、感謝された相手は己の強みがわかるwin-winの状態。

けど直接感謝を伝えるのは難しいな……てときは手紙を書くだけでもOK。出さなくてもOK。win-zeroになっちゃうけど
感謝をアウトプットしていくと、人のポジティブな部分に目をつける癖がつく。
他人のアラ探しよりずっといい。

感想

何が幸せにつながって、何が幸せから遠ざかるのか。
様々な方向からソースつきで示してくれます。
そんなことが幸せにつながるのか……!ってことがあって、面白かったです。
とりあえず信じたり、利他行為に励んだりしていこうと思います。

一つのことを掘り下げるよりは、「こういう方法やそういう方法、こんなのもあるよ」ってかんじでざっくり色々教えてくれる本です。
同著者の別の本やソースになっている本が読みたくなる呼び水のような本でもありました。

幸せになりたいけどイマイチわからんぜって人や著者が好きな人は是非。

P.S.
変えられるのは己だけですよ~ってくだりで、ふと他人から「その暗い性格を変えてあげたくて」ってCOされたのを思い出して腹しか立たなかったことを思い出しました。何様だお前