こんばんは、tori1031です。
メンタリストのDaiGoさんはTwitterを使われているのですが、以前は為になる言葉を呟かれていたようです。名言製造機
(アカウント:@Mentalist_DaiGo)
今回の記事は、そんなDaiGoさんのツイート達に解説が添えられた本から私の好きな部分をざっくり書いたものです。
ポジティブ・ワード / メンタリストDaiGo
- ポジティブ・ワード / メンタリストDaiGo
この本が書かれた経緯
Twitterの字数制限に合わせて削った文章を投稿していたDaiGoさん。
フォロワー「今のツイートkwsk」 出版社「ツイートを解説して本にしませんか」 DaiGo「全部ツイートで書ききってるんだよなあ」
そんな感じでしたが、何度も要望を聞くうちに、
- どう応用するのか
- どう行動につなげれば良いか
こういう解説を求められているのでは? と思うようになり、この本が出来たようです。
この本では反響の大きかったツイート43個が、4パートに分けて紹介されています。
以下に、各part毎の私の好きな言葉をいくつかまとめました。
part 1 自分らしさを見つけよう
この章は同著者の「メンタルサプリ」に近い内容でした。
4 他人と自分を比べても、その先には怠惰か絶望しかない
人は自由に生きたいと願う一方で、何かと自分と他人とを比較してしまう。
この状態は、他人に支配されている状態とほぼ同義。
このままでは自由になれません。
自分と他人を比べても
「あの人のようにはなれない……自分には無理だ……」と上を見て諦めたり、
「アイツよりはマシだわ」と下を見て怠けたりする。
他と比べてもいい対象は
- 実力の拮抗したライバル
- 過去の自分
少年漫画でもあるまいしそんなライバルは滅多にいない。
(いたら大事にしよう!)
過去の自分と比べることは成長を実感できる。
是非積極的に。
13 誰かに嫌われたって構わない
敵を作ることを恐れるあまり、中立の立場を選ぶことは危ない。
誰にも嫌われることはないが、誰にも好かれることもないといえる。
それは味方が一人もいないということになってしまう。
誰かに嫌われることになったって、誰か好きになってくれる人がいたほうがずっと良い。
その方が心強い。
part 2 行動次第で人生は変わる
15 自分を変えたいなら、振り返らずに行動し続けることだ
振り返る ≠ 今取り組んでいることに集中している
100%投入して取り組むときに入る「フロー状態」になっていれば、客観的に振り返るような発想は出てこない。……多分
作業中に「今の自分は……」と振り返り確認したくなるときは、集中できていないことを自覚する。
例:ダイエット中、過度に体重等の数値を比較し気にする。
「今」に集中するマインドフルネスに取り組み、集中を保てるよう訓練する。
また、マルチタスク等の集中が途切れることはやらない。
16 あなたは大したことがない人間ではない
自分のことを卑下して考えるのはよくない。
自分なんて努力できない、努力なんて無駄、と。頑張らない言い訳をし始める。
自分のことを卑下するような言葉が出てきたら、努力を避けようとしてはいないか考えてみる。
あの人と比べて自分は……となったら、
「あの人も最初からすごい人だったわけじゃない。努力した結果ああなったんだ」と考えてみる。
用語
自己成就予言は、根拠がなくても意識してしまうとそれに沿った行動をとってしまうこと。
セルフ・ハンディキャッピングは、自分が失敗したのはハンデがあったからだと、前もって言い訳を用意しておくこと。試験期間中に部屋の掃除しちゃうあれ。
18 今日一日を最高の一日にする努力から始めよう
「今日はいい一日だった」と思えるような充実した気持ちで眠りにつけるような一日になるよう心がける。
→ やりたいことに取り組む。
けれど人間は現状維持を好む生き物。いくらやりたいことでも怠けてしまいがち。
ならどうするか → 損を嫌がる性質を利用する。
「やるのは面倒だけど、やらないともっと嫌なことになる」と、マイナス方向に比較すれば、重い腰を上げられる。
やるべきことを後回しにするのも、一日の充実度を下げる。
謝罪なんかの嫌なことも同じ方法でその日のうちに済ませたほうが後悔が少なくなる。
21 何かを始めるのに遅いことなどない
「もっと勉強しておけばよかった」
「今更勉強しても無駄」
過去の自分の行いが今の自分を構成していると理解しているのなら、
未来の自分を変えるために今の自分がすぐに行動すれば良い。
何かを始めるのに遅いことはないですし、今より早いこともありません。
だからすぐにでも取り掛かろうぜ。
part 3 失敗も不安も怖くない
27 大切なのは失敗から学ぶこと。 失敗した自分を責めることではない
最初に小さな失敗をしたとき、自分を責めない方がよい。
例えばダイエット中につい甘いものを食べてしまったとき。
× ケーキを食べてしまった……自分はなんて駄目なやつなんだorz
「失敗してしまった…」と必要以上に自分を責めてしまうと、自己否定から生じたストレスを解消しようと気晴らしを求めるようになる。
その気晴らしが失敗を引き起こし、また自分を責める。それによりストレスが溜まり、気晴らしを求めて……以下負の無限ループ。
それより、
○ ケーキをたべてしまったのはなぜか。冷蔵庫にあったからだ。
なぜ冷蔵庫にあったか。昨日買い物に行った時、商店街で買ってしまったからだ。
次買い物に行くときは商店街を通らないようにしよう……。
「なぜ失敗してしまったか」を考えて、解決策を練ることで同じ失敗を繰り返さないよう努めることが出来る。
自分を責める暇があったら、解決策を考えるようにする。
解決策を考えるのが難しいときは、せめて自分を責めないようにする。
もしも親しい人が同じ失敗をしていたら、相手にどう声をかけるだろうか……と考え紙に書き出す。
それを読み上げることで自責の念が減り、楽になるらしい。
30 感じる不安の8割は起こらないし、考える必要もない
人間の脳は、進化の過程で不安を実際より大きく感じてしまうようになってしまった。
狩りをしていた時代なら命の危険が関わっていたので、それでも問題なかったが今の時代では過剰に怯えている状態になってしまっている。
あれこれ考えて思い浮かんだ不安の8割は起こらない。
不安のせいで足踏みしてしまうより、行動してみる。
part 4 壁を乗り越えるために
35 諦める前に、もう一度だけ挑戦してみよう
「もうやだ」と諦めない。
例えばスポーツの場合、
体「しんどいけどまだいけるいける」
脳「もうむり限界動けない」
心「脳が無理っていうなら無理な気がする」
といったように、脳は限界より手前でギブアップをしたがる。
運動じゃない他のことでも、脳は早めにギブアップする。
この特性を理解しておくことが大事。
脳が疲れを感じるより前に、こまめに休みをとるようにする。
大きな休みもとるようにする。
ダイエット中のチートデイのように、一日丸ごと休む日を設けて、次の日から頑張れるような仕組みを作っておく。
37 努力の苦しみは一瞬で終わるが、努力の成果は一生続く
人間は目の前の苦痛を大きく感じ、逃避する傾向がある。
今は辛いかもしれないけれど、小さな努力の積み重ねが大切なんだと自分を奮い立たせよう。
38 大切なのは、小さなことでも自分を信じて続けていくこと
今はまだ不慣れで上手く出来ないだけ。
繰り返し行っていれば、経験値が貯まり楽になる(はず)
かけた時間に比例して成果が出るわけではない。
ある日突然
それまでは繰り返しチャレンジするのみ。
繰り返しの回数が足りないだけだ
充分な回数に達すれば、きっと。
☆
まとめ
内容被りがあったのがもったいなかったですが、
字数制限に無事勝利して簡潔にまとめられた言葉は胸に刺さり、
その後の解説や、人間関係や仕事などのカテゴリ毎に実践方法が載っていて参考になりました。
DaiGoさんは好きだけど過去のツイート漁るの面倒だなって人や、名言に触れたい人は是非。
kindle版はこちら↓
P.S.
著者とオリラジ中田さんがカードゲームで対戦している動画を見たのですが、論理戦と心理戦と運要素が絡み合ってて面白かったです。
動画のリンク貼っておきましたので興味のある方は是非見てみてください↓