こんばんは、tori1031です。
文章を書いてお金がほしいけど、まるでうまくいかない……てなっていたのでこの本を読みました。
皆さんもこんな悩みありますよね?
……あるよね?
人もお金も動かす超スゴイ!文章術 / 金川顕教
カンタンなのに結果が変わる24のテクニック
- 人もお金も動かす超スゴイ!文章術 / 金川顕教
はじめに
著者の思う良い文章=人の心を動かす力がある文章
著者一番の主張
「いい文章とは、読み手が読みたい文章のことである」ということです。
× 難しいテクニック → 大変不要。
◎ 読み手のことを考えるよう意識する → すぐ実践出来る。
第1章 なぜ、あなたは文章術を身につけるべきなのか?
第1章にいろいろ書いてありましたが一つだけ抜き出します。
文章術学ぶモチベが上がる内容です。
資産になる
文章は後々残って、自分の代わりに仕事をしてくれます。
例えば、
毎回新入りに口頭で説明していた作業を手順書にまとめると、そこに使っていた時間がかからなくなります。
→ やったーو(・▽・)٩
第2章 初級編 伝わる文章を書く
まずは読んでもらう
続きが読みたくなる文章を書くことを意識します。
「自分が読者だったとき、次を読みたくなるだろうか?」
と考えながら書くようにすると良いです。
第4章が参考になります。
専門用語は避ける
難しい専門用語だらけの文章を読んでいるうちに「もういいや」って投げ出した経験はありませんか?
自分はあります。
なので、読みに来ている人にそういう思いは味あわせないよう、聞き慣れない用語は極力避けるようにします。
簡潔な抽象+具体例
伝えたいことを書いたら、補足する具体例を書きます。
多すぎるとくどいので、難しいかな? ってとこだけでおk。
「接続詞が少ないほうがスマートで読みやすい」とは言うけれど……
減らせば良いってもんじゃない。
接続詞は次の文が、前と文とどういう関係にあるかがわかるので、読む助けになっています。
例えばとくれば、「これから例え話が始まるな……」ってなりますし、
しかしとくれば、「前の文と反対の話になるな……」ってなります。
接続詞を入れる → 理解の助けになる 接続詞を減らす → 文の量が減って(?)さくさく読める
書き慣れないうちは「正しい接続詞」であることを意識して積極的に使います。
慣れたら「ここの接続詞がなくなっても読み手に混乱は与えない」と判断できる接続詞を削っていきます。
第3章 中級編 共感される文章を書く
読者を絞る
全員に気に入られることはほぼ不可能。
狙おうとすると誰にも刺さらない文章になってしまう。
それよりは、「この層に伝わるように書く」と絞っておいて確実に刺す。
確実に刺すって物騒な表現だな
「人ファン」と「商品ファン」の違いを理解する
紹介・提供するものが良くても、書き手が好かれていないとファンは生まれにくくなります。
その状態は「次」に繋がりにくく、非常に損です。
「自己開示」することで自分のことを知ってもらって、ファンになってもらうようにしていきましょう。
自己開示=自分の情報を相手に伝える
(メモ:この記事の認知的不協和を狙う?)
ファンになってもらう自己開示は、
- 過去のエピソード
- 目標と、それに対する努力
がおすすめだそうです。
プロフィールを充実させておく
これは上の話につながっていますね。
プロフィールは、書き手に興味がある人が覗きに来るページです。
そこにあまり情報が載っていないと、折角のファン予備軍が予備軍のままになってしまいかねません。
- 特技
- 経歴
- 実績
- 人柄
などがわかるように書いておくと良いです。
好きなものを書き連ねておいて、読者に「この人と好きなものがよく被っている→自分と似てる」と思ってもらうのもきっとありです。
……充実?
禄な経歴がないからね。仕方ないね♂
YES BUTで反論を潰す
人それぞれ環境や思想が違うので、読んだ人が全員が納得する文章を書くことはまず不可能です。
著者はこんなことをしています。
そこで僕は普段文章を書くとき、想定読者が文章を読み進める過程で反論するかもしれない箇所や、違和感を抱いたりするかもしれない箇所に はじめから「〇〇という意見もあるでしょう」といったことを書くようにしています。
こうすることで、違うと感じながら読んでいた人も「ああ良かった。自分みたいな他の考え方の人も考慮してくれている」と感じ、反発されにくくなります。
- 伝えたいこと
- 1.に飛んできそうな反論を一旦肯定する
- 補足してフォローや反論への反論(やんわり)をする
- 本筋に戻る
第4章 興味を引く文章を書く
ここすごくざっくりです……
読みたくなる見出しをつける
- 意外性で興味をひく
- バズる・話題性の用語を入れる
- 印象的な事例を挙げる
- 具体的な数字を入れる
- 疑問形で読者に問いかける
- 比較形でどうしてその比較したのか不思議に思わせる
- 会話調でフランクにいく
第5章 上級編 行動を喚起する文章を書く
「WHY(なぜ)・WHAT(なに)」を書く
「なぜ必要なのか」、そのパターンには「なにが必要なのか」を書いて、需要・ニーズを呼び起こします。
アピール文の8割がこの「なぜ・なに」、残り2割が具体的な説明という比率になるよう心がけることが肝になります。
感情的ベネフィットに訴えかける
想像してごらん……てさせます。
機能的ベネフィットに訴える
これを食べると痩せられますよ、これを使うと時短できますよなどといったように
使い手にこんな願望が叶いますよとアピールします。
情緒的ベネフィットに訴える
この曲を聞くと落ち着きますよ、これは限定品なのでみんなに自慢できますよといったように
プラスの感情が生じますよとアピールします。
自己表現的ベネフィットに訴える
この腕時計を持っているとセンスがよいと表現できますよ、などといったように 自分がどう思われたいかの部分にアピールします。
人生は3つある。
3つ=仕事+プライベート+休息
一石三鳥になるとアピールするのが大事。
「これ一つするだけで、仕事もプライベートもうまくいきますよ!」といったように複数のベネフィットにアピールします。
ようは、ひとつのボタンを押すだけで、人生の全てがうまくいきそうなイメージを持ってもらえるか。 それが究極の「人を動かす文章」だと思います。
根拠・ソースを見せる
かつて2chにいた人間が絶対大事にしているやつです
根拠がないものでは信憑性がなく、いくらアピールしても疑わしくなります。
あるときは明確にします。
推敲大事
各章終わりのコラムの一つに書いてありました。
- 校正する気
- 読み手のつもり
- 読む環境を変えた状態
の、三回以上見直しをすると良い文章にしていけます。
☆
まとめ
文章を書くことの素晴らしさと、自分の書いた文章を「いい文章」にするための工夫が載った本でした。
後半は簡単とは……? となりながら読みました。
上級だからね。仕方ないね♂
今後文章を書くときは本の内容を心がけ、無意識に初級編の内容を使えるようになりたいです。
そしてお金を動かしたいです。
24のテクニック全てを紹介していないので、興味のある方は是非読んでみてください
kindle版はこちら↓
P.S. 表紙に描かれている絵が「スッ」とスライドさせているようにしか見えませんでした。